中国語と英語を勉強しています。
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2012-09-03 (月) | 編集 |
Ha Jinの作品をAmazonで検索していたら、Yiyun Liという女性作家の作品がおすすめに出てきました。なんとなく気になったので、映画化もされた彼女のデビュー短篇集 A Thousand Years of Good Prayersを買って読んでみました。

A Thousand Years of Good Prayers: StoriesA Thousand Years of Good Prayers: Stories
(2006/09/12)
Yiyun Li

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表題作の A Thousand Years of Good Prayersが一番心に沁みました。離婚した娘を心配して、中国からアメリカにやってきた父親。娘を慰めるために夕食を作り、色々と話しかけますが、娘はなかなか心を開いてくれません。不思議なことに父親は公園で毎日会う心優しいイラン人の老女(マダム)と、言葉が通じないのに心を交わすようになります。父親は娘の離婚の真相を知り、愕然としますが、父親自身も長年秘密を抱えていました。しかし、娘はその秘密のことをずっと前から知っていたのでした。

印象的だったのが、"In China, we say Xiu bai shi ke tong zhou," という父親のセリフです。漢字でどう書くんだろう?と思って調べてみたら「修百世可同舟」でした。同じ船に乗り合わせるだけでも300年ほどの祈りが必要なのであれば、父親と娘としてこの世で出会うためには、千年もの長い祈りが必要だったはずだと、彼はマダムに説明します。父と娘のすれ違う想いと親子関係の難しさ、もどかしさが、他人事とは思えずはっとさせられます。

そして、この本の最後に作者のエッセイ″What Has That to Do With Me?"が収録されているのですが、これがとても衝撃的で悲惨な内容で、私は読んだ後悪夢を見てしまいました。そして、このエッセイに取り上げられている事件をベースにしたYi Yunli の長編小説 The Vagrantsを即買ってしまいました。The Vagrantsも静かで落ち着いた語り口なのですが、とても引き込まれる本です。A Good Fallは短編集なので、途中で一休みして、こっちを先に読んでしまおうと思います。

The Vagrants: A NovelThe Vagrants: A Novel
(2010/02/16)
Yiyun Li

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Yiyun LiもHa Jin同様、大学院生としてアメリカに渡り、英語で小説を書くようになった作家です。しかも彼女は渡米後10年足らずで作家デビューし、デビュー作でいきなり文学賞を取って注目を集めるようになったそうです。

ついでに彼女の最新作 Golden Boy Emerald Girlもジャケ買いならぬタイトル買いしてしまいました。中国語の金童玉女という言葉からきているようですが、中国語でも英語でも美しいです。

Gold Boy, Emerald Girl: StoriesGold Boy, Emerald Girl: Stories
(2011/09/27)
Yiyun Li

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