中国語と英語を勉強しています。
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2013-09-13 (金) | 編集 |
たまたまブックオフで一青窈のお姉さんが書いたエッセイを見つけたので買ってみました。一青窈については、幼少時お父さんの故郷である台湾で育ったこと、お姉さんが歯医者さんだということ、両親を早くに亡くしているということは知っていたので、興味がありました。この本、すごくよかったです。今年の個人的ベストかもしれません。。。泣けて泣けてしょうがなかったです。

私の箱子私の箱子
(2012/01/13)
一青 妙

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自宅を取り壊すことになり、あとからあとから出てくる思い出の品々を処分していた筆者は、偶然亡き母が大切にしていた箱を見つけます。中には母子手帳や日記、手紙、写真といった思い出の品が入れられており、筆者は台湾で過ごした子供時代のこと、日本に移り住んでからのこと、癌を患って亡くなった両親との時間など、たくさんの記憶が呼び起されます。これをきっかけに両親のことをもっと知りたいと考えた筆者は、両親との思い出をたどりながら、日本、台湾、アメリカに住む両親にゆかりのある人を訪ねます。

筆者の父親は台湾五大財閥のひとつ、基隆顔家の出身で、日台の歴史に翻弄された人生でした。筆者が「箱子」の中身を読んだり、父親の友人や親せきと話をするうちに、今まで知らなかった父親の姿を発見していく様子は、エッセイというより分厚い小説を読んでいるような感じがしました。個人的に、敗戦後「自分は日本人ではなかったのか」と一言いって台湾に帰国した、というくだりがとても切なくて泣けてしまいました。

日本語のエッセイですが、中国語の詩や単語、筆者の小学校時代の作文などが訳付で出てきます。台湾の美味しいご飯の話も出てきます。あの鼎泰豊がまだ小さい半分屋台みたいなお店だった頃の話も出てきますが、台湾の友人達も同じこと(昔は屋台のようにぼろいお店だった、鶏のスープの麺が美味しい)を言っていたのを思い出しました。

読んだらなんだか無性に台湾が恋しくなりました。ここ数年、旅行するなら大陸>香港>台湾というモードだったのですが、来年の夏は台湾か?という気持ちになるエッセイでした。
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