中国語と英語を勉強しています。
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2012-08-31 (金) | 編集 |
Ha JinのA Good Fall, 英語と中国語で読み始めました。原文に忠実に、丁寧に翻訳されています。中国語版の序章を読むと、翻訳はささーっと超短時間できてしまったようなことが書いてあります。いくら原文も自分が書いているとはいえ、すごいですね。

まだ最初の章しか読んでないのですが、「肉包子打狗,有去无回」という歇后语を英語で表現している部分が面白かったです。

英語原文
Certainly I wouldn't lend her the money, because that might amount to hitting a dog with a meatball - nothing would come back. So I said no.

中国語訳
当然了,我不会借给她钱,那等于肉包子打狗,有去无回。于是我说不借。

Ha Jinの英語の原文と中国語訳はニュアンスがそのまんまキープされていて面白いです。肉包子(肉まん)を a steamed bun with meat stuffingではなく、モノを変えてmeatballにすることで、英語ネイティブにも分かりやすくなっています。「肉包子打狗,有去无回」は辞書で調べると「なしのつぶて」という訳語がよくでてきますが、ここでは使えません。

先学期、中文和訳の先生に″ぎりぎりまで原文のニュアンスをくみ取って表現する努力をしてください”とよく言われていました。これが本当に難しくて、毎回課題が出るたびに頭を悩ませていましたが、翻訳の醍醐味はまさにそこにあるのかなと思います。直訳するとかなりへんちくりんになる文章も課題として出されましたが、意訳して原文のニュアンスが消えてしまうのもよくないので、言葉選びがとても難しかったです。

Ha Jinは序章の中で、最近望郷の念が強くなってきたと書いています。父親が軍人だった関係で、引っ越しが多かった彼は、具体的な場所や家を故郷として想うのではなく、その想いを母語で表現することに注ぎ込んだそうです。私も引っ越しが多かったので、とても共感できます。英語、中国語で読書をしているときは、海外に住んでいた頃を思い出しますし、日本語で読むときはやはりホームにいる安心感があります。

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