中国語と英語を勉強しています。
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2011-11-30 (水) | 編集 |
私は日本語の本を読むのも大好きです。長編はお盆や年末年始のお休みなどに集中して読むことが多いです。最近では、浅田次郎の「中原の虹」を一気に読みました。「蒼穹の昴」の続編です。「蒼穹の昴」に出てくる登場人物の中では梁文秀が一番好きです。歴史にはうとい私ですが、梁文秀のモデルの一人と言われているのが、梁启超という人物だと中国語ジャーナルで紹介されていたので、百度でも調べてみました。確かにそんな感じです。家族構成なども読んでいくと、子供の数が多いうえに、みんな各方面で活躍していました。虎父无犬子 杰出子女だそうです。

長男の梁思成は著名な建築家、その妻は林徽因とありました。建築家兼作家という林徽因のことも気になったので、《你是那人间的四月天》を買ってみました。《你是人间的四月天》という詩とエッセイ、短編小説、書簡などがまとめられています。この詩は子供にあてたものらしいのですが、あーわかるな、子供ってあったかいもんなと思いました。

そこで、詩の朗読にも挑戦してみました。相変わらず下手なので笑われてしまうかもしれません。
(ブログで詩の朗読をされている方がいて、それがとても素敵だったので、自分もやってみたくなったのです)

http://www.youtube.com/watch?v=qtEsTi9lly0

你是人间的四月天
林徽因

我说你是人间的四月天;
笑响点亮了四面风;轻灵
在春的光艳中交舞着变。

你是四月早天里的云烟,
黄昏吹着风的软,星子在
无意中闪,细雨点洒在花前。

那轻,那娉婷,你是,鲜妍
百花的冠冕你戴着,你是
天真,庄严,你是夜夜的月圆。

雪化后那篇鹅黄,你像;新鲜
初放芽的绿,你是;柔嫩喜悦
水光浮动着你梦期待中白莲。

你是一树一树的花开,是燕
在梁间呢喃,——你是爱,是暖,
是希望,你是人间的四月天!


そうそう、詩の中で呢喃という知らない単語が出てきました。調べてみると、燕の鳴く様子や小さい声で話すという意味だそうです。燕の鳴き声を表現する単語があるのが、ちょっと驚きでした。
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2011-11-24 (木) | 編集 |
youtubeで四川話を話す外国人の動画を見つけたのですが、思わず一人でげらげら笑ってしまいました。

老外说四川话

かなり訛ってはいるものの、彼や地元の人が話しているは、一応普通話なんですね。蘭州ラーメン屋のお姉さんは、地元の人じゃないのか、普通話が標準的です。彼は、四川が大好きな青年なのでしょう。そしてみんな美味しそうに麺を食べています。あー、中国の美味しい麺が食べたくなります。。。

最近観て面白かった映画が冯小刚の手机です。2004年ぐらいの作品ですが、主人公厳守一(TVの人気司会者)の友人役(費老)が四川訛りがきついという設定でした。観ているときにどこの訛りか分からなかったので、百度で調べたら、四川話だとわかりました。四川話以外にも河南話を話すキャラが随所に出てきます。コテコテの河南話を話す主人公の姪(初恋の人である兄嫁の娘)が北京でオーディションを受けるシーンは、彼女のあまりのダサさと可愛さに笑ってしまいました。また主人公の彼女は、アナウンサー向けに標準的な発音を教える大学の先生だったりと、いろんな中国語が出てきて面白いです。そして愛人役の范冰冰は美しいです。

映画に出てきた方言に関する監督の解説がネットにありました。四川話がぴったりというのは、私にはよくわからなかったのですが、ネイティブが聴くと文化の香りを感じるのでしょうか?

对于方言的使用,冯小刚昨天解释说:“严守一是从农村来的,后来在北京上了大学,最后成为一个著名的主持人,他不是一个北京人,所以他有他故乡的语言。因为编剧刘震云是河南人,所以我们当然选择了河南话。”至于张国立扮演的费墨说四川话,冯小刚称:“我们试过很多种方言,包括陕西话、北京话、山东话……最后张国立用四川话讲这些台词时,我们觉得能够准确地把费墨那种文化味儿表现出来。”四川新闻网-成都商报より
2011-11-22 (火) | 編集 |
過去5年間、ほとんど独学でしたが、書く練習がしたかったのと、刺激がほしかったので、10月から某通訳・翻訳スクールのインターネットコース(中国語翻訳クラス)を受講しています。毎週インターネット配信される動画を見て、課題をやって提出し、添削を受けての繰り返しです。中国人講師(和文中訳)と日本人講師(中文和訳)が週替わりに授業をします。動画には先生しか映っていませんが、通学している同学の声は聞こえます。今のクラスでは、通学している人数より、インターネットで受講している人数のほうが多いです。

入学前に、在宅で受けられるレベルチェック(有料)を受けました。結果は一番下のクラスという判定でした。ちょっとショックだったので、営業担当の方に話を聞いたら、"今までお仕事で中国語の翻訳の経験があるわけではないんですよね?”と言われ、納得しました。試しに英語翻訳コースのレベルチェックも受けましたが、こちらは四つあるクラスのうち一番上のクラスという判定をいただきました。両方受講するのは無理なので、中国語クラスを受けることにしました。

今まで6回ほど授業を受けましたが、授業を受けるのはなかなか楽しいです。初めて気づくことも多いですし、添削で先生に“~(と訳したの)はいいですね”とか“译得好”とコメントしていただけるとやはりとても嬉しく励みになります。偶然なのですが、和文中訳の先生は、去年代ゼミで受講した通訳案内士の講座を担当されていた方でした。その旨を課題提出時にメールで伝えたら、個人的にお返事をくださいました。これで更にやる気がアップしました。

通学できる同学のことを羨ましいなと思うこともありますが、インターネットでも取り組み方次第でちゃんと効果が出ると思うので、とりあえず学期の終わりまでは頑張ります。毎週出る課題は、量が少ないわりに時間がかかります。(だから一番下のクラスなんですが。。。)これまでは、なかなか復習まで手が回りませんでしたが、だいぶ慣れてきたので今後は復習もきちんとしようと思います。
2011-11-20 (日) | 編集 |
ある方がブログで老舎の「養花」という散文を紹介していました。気に入ったのでしばらく読む練習をしていました。簡単そうに見えて、意外と難しかったです(汗)とりあえず、他のこともやりたいので、この録音で終了とします。相変わらず細かい問題があります。自分で聴いていてもわかります。

http://www.youtube.com/watch?v=l1w2qYk92OA

言いづらい声調の組み合わせってありませんか?例えば二声の連続、四声の連続など。何年経っても、声調は難しいなと思います。
2011-11-20 (日) | 編集 |
気が付いたらyoutubeに公開した朗読の再生回数が93回になっていました!Shrimp先生がご自身のHPで紹介してくださったからか、思ったよりたくさんの方に聞いていただいています。(汗)恥ずかしいような、嬉しいような。。。というのも、私は自分の声にコンプレックスがあるのです。きれいな声の人が本当に羨ましいです。しかし、朗読の練習をするようになって、口・舌がよく動く気がします。普段使っていない筋肉を使ったからでしょうか?

中国語ジャーナルは来年4月号から季刊になるそうです。やっぱりネタが無くなったのか、読者が増えないのか、どうしてなんでしょう。やはり紙メディアは不人気なんでしょうか。iPhoneやiPadで色々ダウンロードしたほうが、安くて最新のものが手に入るのかもしれません。今後は選んで買おうと思っていた中国語ジャーナルですが、季刊だったら毎号買ってもいいかもと思い、早割キャンペーンで定期購読を申し込みました。

通訳案内士試験の1次邦文試験と2次試験についてまだ書いていませんでした!個人的に1次の中国語にかけた労力と情熱が全体の80%ぐらいだったので、邦文試験と2次試験対策にはあまり力が入りませんでした。邦文試験は、対策本を一冊買いました。あとは、受験を勧めてくれた先輩からハローの邦文試験対策テキストを1セット借りました。ノートに書き写したりする時間が無かったので、目をざーっと通しました。

通訳ガイド 地理・歴史・一般常識完全対策通訳ガイド 地理・歴史・一般常識完全対策
(2008/11)
岸 貴介

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あと苦手な日本史は受験生が使うような暗記用の小さな本と、こちらの本を買いました。美術品の写真にもざーっと目を通しました。
山川 詳説日本史図録山川 詳説日本史図録
(2008/10)
詳説日本史図録編集委員会

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結果は歴史はギリギリでしたが、3教科とも合格でした。一般常識は、出題者の意図がよくわからない感じです。3教科とも普通の問題の合間に、えらく難しい(正解率が低い)問題が混じっていますので、それに気を取られず、分かる問題を落とさないのが大事だと思います。

2次試験は、試験官2名(ネイティブ、日本人)との面接です。辛かったのは試験自体ではなく、待ち時間がえらく長かったことです。面接は10分程度だと思いますが、拘束時間が2時間以上です。ハローの対策本を見ると、なんだか難しそうなことを聞かれるのかと思いましたが、答えられないような問題はありませんでした。主な質問は、こんな感じでした。(もっとたくさん聞かれましたが、忘れました)最後に両方とも日本人の試験官の方から、どんなガイドになりたいか日本語で聞かれます。試験官はフレンドリーで気さくな感じでした。あまり緊張感が無く、これで終わり?というのが正直な感想です。Shrimp先生から、普通のおしゃべりができれば、問題ないというような指導があったので、できるだけ普段話すような感じで、話すことを心がけました。

英語
自己紹介
日本の犯罪率が低いのはなぜか?
最近犯罪率が増加しているそうだが、理由はなんだと思うか?
紅葉を見るならどこがいいと思うか?

中国語
自己紹介
台風が来るときは、どんな準備をするか?
温泉はどのように入るか?
日本の公共システムについて説明してください。

英語用の対策として、NHKのTrad Japanを見ていました。伝統美術から、身近な食べ物などが取り上げられていて、面白いです。テキストなしで見ても十分面白いですが、テキストがあるほうが勉強になりました。

トラッドジャパンのこころ―英語と日本語の世界を旅するトラッドジャパンのこころ―英語と日本語の世界を旅する
(2010/03)
江口 裕之、長野 真一 他

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NHK テレビ Trad Japan (トラッドジャパン) 2011年 12月号 [雑誌]NHK テレビ Trad Japan (トラッドジャパン) 2011年 12月号 [雑誌]
(2011/11/18)
不明

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2011-11-17 (木) | 編集 |
中検準1級対策の基本となるのが過去問です。私は既に家にあった古い過去問1冊と新しいのもの2冊(2008年、2009年)を買って勉強しました。解説が丁寧なので、値段が高くてもこの問題集はあったほうがいいと思います。また、中国語検定協会のHPに過去問と回答(解説無し)が掲載されています。まだ問題集として出版されていない数回分は、このHPを活用しました。

中検準1級・1級問題集〈2011年版〉中検準1級・1級問題集〈2011年版〉
(2011/03)
中検研究会

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中国語検定は、リスニングと筆記の二部構成ですが、相対的に筆記の難易度が高いです。リスニング部分の過去問を一回やってみて、大丈夫そうだったら、対策はそれ以上しなくてもいいと思います。(ただ、リスニングで出てくる文章は、筆記対策の勉強に使えます)

筆記問題は、下記の5つの部分に分かれています。
1) 長文読解、2)単語、3)成語・慣用句4)中文和訳、5)和文中訳
1)~3)は四択問題なので、簡単に答え合わせと自己採点ができます。4)和訳と5)中訳はどれぐらいできたのか、判断しづらいのですが、採点自体はそれほど厳しくないように思います。

長文読解の文章とリスニングで読まれる文章は、分からない単語や文法的構造が無くなるよう精読しました。私はノートに文章を書き写し、意味と読み方が分からない単語は辞書を引きました。文法事項の確認のため併用したのが、通訳メソッドを応用したシャドウイングで学ぶ中国語文法 (長谷川 正時著 / スリーネットワーク)です。通訳メソッド~は、文法書ではないのですが、中検2級~準1級の文法事項のおさらいに使えると思います。

通訳メソッドを応用したシャドウイングで学ぶ中国語文法 (マルチリンガルライブラリー)通訳メソッドを応用したシャドウイングで学ぶ中国語文法 (マルチリンガルライブラリー)
(2005/10)
長谷川 正時

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単語、成語、慣用句部分については、過去問をやってみて分からないものは一つ一つ辞書で調べます。正解以外の選択肢も分からないものはきちんと調べて意味を理解しておくといいと思います。私は四択問題の部分だけ1級の問題にも目を通しました。1級もv四択問題はそれほど数が多くないので、それほど負担ではありませんでした。

単語問題はHSK用の参考書や模擬問題集、成語と慣用句は別の参考書も併用しました。
成語は、10年以上前に買った おぼえておきたい中国語成語300 (香坂 順一著 / 光生館)が探したら出てきたので、使いました。中国語ジャーナルで連載していた精選成語480も活用しました。

おぼえておきたい中国語成語300 (おぼえておきたい中国語300双書)おぼえておきたい中国語成語300 (おぼえておきたい中国語300双書)
(1992/10)
香坂 順一、羅 小東 他

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慣用句は、光生館のおぼえておきたい中国語慣用語300がほしかったのですが、Amazonでは在庫なしだったので、家にあったネイティブがよく使う中国語表現を使いました。
ネイティブがよく使う中国語表現ネイティブがよく使う中国語表現
(2000/03)
于 美香、于 羽 他

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試験対策と並行して、通勤時に中国語ジャーナルと聴く中国語の聞き流しを続け、月に1冊程度のペースで中国語の原書を読みました。朗読でご紹介した毛丹青さんのエッセー集も試験前に読みました。単語、成語、慣用句はこういった勉強を並行してやることで強化することができると思います。

和訳と中訳は対策が難しい部分です。和訳に関しては、不自然にならない程度に直訳するのがいいと思います。意訳すると、誤訳・訳し漏れのリスクが高まるので、試験のためと割り切って直訳することをオススメします。中訳は、私がもっとも苦手とする部分です。対策の仕方も分からなかったので、とりあえず過去問の模範解答をノートに書き写しただけで、試験に臨みましたが、実際の試験では20点中16点という結果でした。

今年11月号の中国語ジャーナルは準1級対策を特集していたのですが、日本中国語検定協会理事長の上野恵司先生が日文中訳の上達法について"(独習者は)よい文章をできるだけたくさん読んで、少しでも覚えるのがよい”"模倣に模倣を重ね、まねてまねてまね尽くす”と書いています。模範解答をノートに書き写すというのは、予想外に正しい対策だったのかもしれません。また上野先生は、1級のリスニング問題の文章を筆記の対策用に活用することをすすめています。私はやりませんでしたが、なるほど!と思いました。

隙間時間で勉強していたので、試験勉強は試験日の約3ヶ月前から始めました。最後の1週間は調べたり、ノートに書くのはやめ、作ったノートや単語、成語、慣用句の復習に切り替えて、しっかり暗記するようにしました。ただ、準1級は範囲が広いので、暗記しても暗記しても終わらないという気がしました。ここまで色々書いたのですが、合格したのは、運もあったと正直思っています。
2011-11-17 (木) | 編集 |
通訳案内士試験の他に、中国語の検定試験は、HSK, 中国語検定、TECCを受けたことがあります。個人的にはHSKが一番好きなので、HSKの10級以上を目指して勉強していたのですが、去年新HSKに移行してしまい、今は様子見といった状態です。

10年以上前の話ですが、9ヶ月の香港留学から帰国後まもなくHSKと中国語検定の3級と準2級(現2級)を受験しました。HSKは7級、中検3級・準2級(準2級はかなりぎりぎりの点数)は合格でした。当時、この成績に満足してしまい、がむしゃらに上を目指す努力をしませんでした。今から考えると、そこがいけなかったのですが。。。

準2級の点数がギリギリだったこともあり、2級(現準1級)にはなかなか挑戦できませんでした。過去問を見ても歯が立たない感じでしたし、私よりも学習歴が長く北京に留学経験のある方が何度も落ちていると聞いて、自分には無理なような気がしていました。そして大学卒業後、しばらく中国語の検定試験からは離れてしまいました。最初の就職先を辞めて、台湾に短期留学した後にTECCを受けた結果は938点でした。この成績にも満足してしまい、更に上を目指す努力を怠ってしまいました。その後数年間は、再就職したこともあり、仕事中心の生活が続きました。

そして5年前に子供が生まれた後、またものすごく中国語が勉強したくなりました。何がきっかけだったのか、自分でも分からないのですが、やり始めたら楽しくなってきたのです。子供が小さいとどうしても家にいる時間が増えるので、家の中でもできる趣味として読書と外国語学習はぴったりだったのかもしれません。

まず目指したのがHSKの8級です。これをクリアーした後は、HSKの高等試験を目指しました。自分なりにとても頑張ったのですが、9級でした。そして、最後に中検準1級を目指しました。10数年ぶりに過去問をやってみたら、不思議なことに歯が立たないという感じではなくなっていました。中検の4ヶ月前にHSKの高等試験を受けていたのがよかったのか、一回で合格しました。

語学の学習は、特に試験対策の勉強をせずに、実力をそのまま試し、合格するのが理想だと思います。しかし、私の場合それだと合格するまでに時間がかかってしまいます。今の環境を考えたら、できたら一回で試験に合格したい!そうなると、やはり試験対策用の勉強をせざるを得ませんでした。というわけで次回は中検準1級対策について書きます。
2011-11-16 (水) | 編集 |
前回AmazonでWaitingと一緒に買ったのがHolesです。英語圏では小学生が読む本だと思いますが、とても面白く最後のほうは一気に読んでしまいました。英語も平易で読みやすく、価格も安い(510円!)ので、英語の原書を初めて読む方にもオススメだと思います。

HolesHoles
(2000/05/09)
Louis Sachar

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この本の主人公は太ったいじめられっ子、Stanley Yelnatsです。無実の罪で更生施設Green Lake Campに送られたStanleyは、厳しい監視のもと、他の少年達と一緒に毎日穴を掘らされます。Green Lakeとは名ばかりで、テキサスの砂漠のど真ん中にあるため、とにかく暑くて喉が渇き、危険(ガラガラヘビ、サソリ、毒トカゲ)もいっぱいです。

穴を掘ることが少年たちの更生につながるというのが建前なのですが、読んでいくうちに別の意図があることがわかります。Green Lakeには悲しい過去と秘密があったのです。110年前のある事件をきっかけとして雨が全く降らなくなり、湖の水がかれてしまった話や、その事件の当事者であった女教師が後に女強盗になる話が出てきます。またYelnats一家にかけられた呪いの話も出てきます。ラトビアからの移民してきたStanleyの曾曾おじいさん、巨万の富を築くも女強盗に盗まれてしまう曾おじいさんの話も出てきて、最初は何なんだろうという感じなのですが、最後に全ての伏線がつながり、Yelnats一族にかけられた呪いが解けるという展開です。

謎解きも面白いのですが、Stanleyが徐々に逞しく成長し、自分自身を受け入れ、かけがえのない友人と自分の幸せを見つけていく過程もみどころです。Lord of the Ring王の帰還でSamがFrodoを抱えて山を登るシーン(Lord of the Ringの中で個人的に一番感動したシーン)に似た感じのシチュエーションが出てきて、思わずがんばれ!と心の中で応援してしまいました。
2011-11-13 (日) | 編集 |
私は英語も中国語も、現地で学んだ経験がありますが、帰国後のかなり長い期間、独学を続けています。独学の一番大事で難しいところは、続けることです。仕事や生活でその言語を使うことは、非常に効果的で続けやすい学習方法だと思います。私の場合、英語は日々使うのですが、中国語は仕事でも生活でも全く使わないので、維持・向上には工夫が必要でした。

語学についてのアドバイスではないのですが、勝間さんのコラム「やる気に頼るな、仕組みに頼れ」が非常に参考になります。

試験勉強には気合も大事だと書きましたが、継続するためには仕組みが大事です。仕組みとは、毎日続けられるようなやり方のことです。例えば、毎日何ページテキストを読むとか、毎日書き取りをやるとか、問題集を何ページやるといった学習を試験前以外に日常的に続けるのは難しいです。私の場合、3日続けばいいほうかなというレベルです。

では、毎日続けられるのは何か。以前隙間時間について書きましたが、隙間時間に毎日できることは何か。そこで思いついたのが、車の中で中国語ジャーナルと聴く中国語を聞き流すことでした。これは、何の苦もなく自然に続けられました。1年半ほど続けましたが、中国語検定やHSKには非常に効果があったと思います。中国語ジャーナルと聴く中国語は中級の学習者にとって〝続けやすい”教材だと思います。

中国語ジャーナル 2011年 12月号 [雑誌]中国語ジャーナル 2011年 12月号 [雑誌]
(2011/11/09)
不明

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聴く中国語 2011年 11月号 [雑誌]聴く中国語 2011年 11月号 [雑誌]
(2011/10/08)
不明

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中国語ジャーナルと聴く中国語のもう一つのよいところは、小説、ドラマ、映画、音楽の紹介があるところです。田原という歌手、女優、作家も中国語ジャーナルで知り、興味を持ちました。ただ、ここ半年ほどは購入をやめていました。やめていた理由は、異動になって勤務先が近くなり、車の中でゆっくり聞く時間がなくなったことが一番なのですが、なんとなく台湾の芸能関係が多くなった気がしたのと、特集に飽きてきた(似たような特集が定期的にある)ためです。私は台湾が大好きで、台湾国語も大好きなのですが、華流と学習意欲が結びついていないタイプなのです。でも、先月久しぶりに中国語ジャーナルを買ったら、やっぱり面白かったので、特集や誰がインタビューを受けているかを見て、今後も選んで買おうと思います。

私の経験では、ヒヤリング、文法、語彙などは独学でも量をこなせばなんとかなると思います。逆にそれ以外(スピーキング、ライティング)については、独学の限界を感じました。言い方を変えると、インプットは独学でもかなり充実させられますが、アウトプットはどうしても限界があると感じたのです。旧HSKの高等試験でも、听力,综合,语法では10級の判定でしたが、作文と口語の点数が9級(しかも下のほう)だったため、9級しかとれませんでした。逆に、ヒヤリング、文法、語彙などで点が取れない場合は、インプット中心の独学でかなり改善の余地があるのではないかと思います。

仕組み以外で思いついたのが、好きなことを続けていくことです。私の場合は、読書(特に小説)です。好きな本を好きなときに読むだけなので、わりと楽に続けられています。映画が好きな人は、毎週映画を観るとか、ドラマが好きな人だったらドラマを毎日見るとか、その人ごとに続けられることは違うと思いますが、1か月単位では感じられなくとも、長期間続けていると半年後、一年後に効果に気付く時があると思います。
2011-11-11 (金) | 編集 |
朗読第二弾、前回紹介した本から、もう一つ読んでみます。今回はyoutubeにupしてみました。めいもっくさんからMovie Makerのことを教えていただき、試行錯誤でやってみました。めいもっくさん、お知恵をお借りしました。ありがとうございました!

行走的博客

前回の朗読を聞いてくださったShrimp先生に間違っていた発音をご指摘いただきました。自分でも苦手だと思っていたところだったので、朗読は今後も細々と続けて、少しずつ克服したいと思います。

今回の朗読も練習してからの録音ですが、あやしいところ不満なところがいくつかあります。でも、完璧になってから録音ということになると、いつ完成するかわからないという状態なので、とりあえずこれでアップします。。。

2011-11-05 (土) | 編集 |
朗読はずっとやってみたかったのですが、周りに聞いてくれる相手がいないので、ブログで公開してみようと思います。国産トライリンガルのつづきというブログを書かれているめいもっくさんのオーディオ付スライドがとてもきれいで、面白かったのですが、私にはちょっと無理そうなので、音声ファイルだけ作ってみました。本当は一つのファイルにまとめたかったのですが、ファイルサイズがでかくなってしまったり、youtubeへのupのしかたがわからなかったので、とりあえずできたものを載せてみます。

発音はわりと得意だと思っていたのですが、冷静に聞くとやはり声調があやしい。あとやっぱりかなり日本人っぽいなまりですね。朗読だと得にそれが強く出ますね。でも音読もいい練習になると思いますので、思い切って載せてみます。

読んでいるのは、毛丹青さんのエッセイ集の中の月牙儿という章です。この本、CD付でとてもお勧めです。エッセイとしても味わい深く、解説も丁寧です。CDは毛丹青さんご自身と歌手・作家・女優の田原が担当していて、毛丹青さんのちょっととぼけた感じと、田原のガーリーな感じが、面白いです。

珠玉の中国語エッセイで学ぶ 長文読解の秘訣珠玉の中国語エッセイで学ぶ 長文読解の秘訣
(2009/07/31)
佐藤 晴彦

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月牙儿

屈指一算,当时、我还是小学六年级的学生。有一天老师点名叫我大声念:"山路蜿蜒, 一直往西,月亮多像小船,划到那美丽的天边..."念到这儿,老师问我:"你觉得这段描写怎么样?"
我回答:"月亮不像小船,月亮像豌豆呀!"
老师似乎有点儿吃惊,他盯着我说:"不对,什么豌豆不豌豆的,你连范文的意思都没弄清楚!”老师大声的训斥在教室里回荡。
放学后有的同学骂我逞能,出风头。我觉得委屈。心理非常难受。
Yueyar Part 1

后来,我毕业了,上完高中,还考上了北京大学。这期间,大约有三个月的实习时间,大学生要为农村的小学教育做出贡献。于是,我离开了北京,去了河南省的农村。
我教的课是作文。说来也巧,班上使用的课文跟我小学的时候一模一样。到了念课文的时间,我让一个男孩儿大声念。他念到:"山路蜿蜒, 一直往西,月亮多像小船,划到那美丽的天边..."
Yueyar Part 2

这时,我几乎出现了错觉,眼前的男孩儿,好像不是别人,恰恰是我自己也正在大声念这一段。我情不自禁的问他:"你觉得这段描写怎么样?"
Yueyar Part 3

男孩儿一边红着脸,一边小声说:"老师,月亮不像小船,月亮像豌豆呀!"
这一刻,我说不出话来了。稍后,我对课堂的同学们说:"回答得真好!"
 光阴流逝,将近二十年都过去了。我也移居到了日本。有一天,我接到了一个从中国寄来的邮包,里面是一本小说。书里夹着一张题签:"谢谢您的作文课”。寄书的人原来就是那个男孩儿,他现在已经成了作家,而他的这本小说的名字是《月牙儿》。
Yueyar Part 4


2011-11-03 (木) | 編集 |
通訳案内士は去年英語と中国語のダブル受験にトライし、ダブル合格しました。そもそもこの試験を受けようと思ったきっかけは、会社の先輩が一昨年合格したと聞いたからです。(実は学生時代からずっと気にはなっていたのですが、過去問をちらりと見たら難しかったので、なんとなく諦めてしまっていました)

そして、先輩から、“英検1級保持者は、一次の英語試験免除だから、ものすごく有利だよ”と聞き、すぐその気になり準備を開始しました。英検1級保持者が一次の英語試験が免除になるというのは、2006年ぐらいからの制度で、それより前に合格した人にはあまり知られていないようです。最初、中国語とのダブル受験にするかで少し悩みました。先輩に相談したら、“英語の一次が免除なんだから、ぜひトライしたほうがいい。両方受かるかもしれないよ。”と言われ、すぐその気になり、ダブル受験で願書を提出しました。

私にとっては中国語の一次試験が最大の難関でした。インターネットで見つけたshrimp先生の和訳講座を受講して、配点の高い和訳問題の対策をしました。それ以外の部分は参考書と過去問だけでは不安だったので、日中学院の“代ゼミで受ける通訳案内士講座”を受講しました。毎週日曜日に2時間、計10回受講するコースなのですが、用事があったりして結局8回ぐらいしか受講できませんでした。テキストはよくまとまっていたのでよかったです。残念ながら代ゼミで受ける講座は、もう廃止されてしまったようです。人気が無かったのでしょうか。

買ってよかったテキストはこの二つです。

徹底攻略 国家試験通訳ガイド中国語(改訂版)徹底攻略 国家試験通訳ガイド中国語(改訂版)
(2010/07/24)
中国語言学院

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中国語で紹介する日本 文化編 (東進ブックス―外国語で紹介する日本シリーズ)中国語で紹介する日本 文化編 (東進ブックス―外国語で紹介する日本シリーズ)
(2003/07)
林 怡州、後藤 香代子 他

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特に徹底攻略国家試験通訳ガイド(中国語)は、おすすめです。 試験会場でもたくさんの受験者の方が持っていました。私はこの本の単語リストを丸暗記してテストに挑みました。というのも中国語ジャーナルの中で通訳案内士の解説をしていた先生が、単語問題の対策として、“いっそ丸ごと暗記してしまえばいい”というようなことが書いておられ、それもそうだなと思ったわけです。試験対策には工夫やコツもあるかもしれませんが、ぽん!と暗記するというシンプルさに逆に合点がいったのです。ただ、この本の単語リストはかなりの量なので、一夜漬けは無理だと思います。私は3週間ぐらいかけて暗記しました。

中国語で紹介する日本 文化編は、CDが付いているので通勤途中に聞いていました。40文字で日本の事象を説明する問題の対策にはとても良い本だと思います。辞書のような少し硬い文体で書く練習になります。インターネットでは売り切れなので、作者が校長をされている語学学校に問い合わせて、購入しました。

一次試験直後は、絶対受からない!と思いましたが、日本人受験者を増やしたいという意図があるのか、無事合格しました。過去問を見ると、難しいので無理だと思ってしまうかもしれませんが、70点取れれば合格なので、興味がある方は受けてみてもよいと思います。ただ、資格自体が危ういので受験者の人数は年々減っているそうです。

また、中国語と韓国語は中国人(含む香港人、台湾人)と韓国人の受験者の比率が年々上がっているようです。私が一次試験を受けた会場では、半分以上中国人だったと思います。中国人受験者の若者たちは、各科目の試験が終了した後の私語がひどくて、試験官まだ重要事項を説明しているのに、答え合わせで大盛り上がり。。。さすがに試験官は切れかかっていました。
2011-11-03 (木) | 編集 |
子育てをしていると、毎日やることがたくさんあり、勉強のための時間を作ることは、なかなか難しいです。夜は子供の寝かしつけで一緒に寝てしまったり、朝早く起きて勉強しようと思っても起きれなかったり。。。私も、時間が無い!と気持ちが焦ったり、イライラすることがあります。それでも、仕事と育児の合間に細々とですが勉強を続けています。私が中検準1級と通訳案内士の試験を受験したのは、子供が生まれてからです。不思議なもので、子供が生まれる前は、受ける気すらしなかったんです。

語学の場合、やはりある程度時間をかけて勉強をしないと、成果があらわれません。時間が足りなくても諦めたくない場合はどうすればいいか考えました。私が出した結論は、とくに目新しいものではなく、隙間時間を徹底活用することでした。参考にはならないかもしれませんが、私の隙間時間の活用法をご紹介します。

通勤中の車の中
私にとって唯一の自由空間・時間は通勤中の車の中です。平日は毎日往復2時間程度車の中で過ごしていたのですが、中国語ジャーナルと聞く中国語を聞きながら、大声で発音練習をしたり、ラジオの中国語講座を聞いたり、なかなか充実していました。ただ、運転中ですから、100%集中して聞くことはできません。でも、もし100%集中して聞いていたらもっと効果が出たかどうかはわかりません。というのも毎日続けるためには、ある程度のゆるさが必要だと感じたからです。自分が続けられるペースというものがあるので、それをつかんで、日々実行するのがよいと思います。

駐車場の車の中
うちの子は家だと昼寝をしない子だったので、週末だから勉強できるということはありません。こういうときは、ドライブに連れて行きました。車の中だと10分ぐらい走れば寝てしまうので、屋根つきの駐車場があるショッピングセンターなどに車をとめ、車の中で勉強しました。過去問や問題集などを30分とか45分とか時間を決めてやりました。

会社の休憩時間
試験が近くなってくると、焦る気持ちが強くなります。そういうときは、会社の昼休みにも勉強しました。毎日だと同僚とのコミュニケーションの時間が足りなくなってしまうので、週に2日と決めていました。1回30分程度でしたが、過去問の一部(10-20問程度)をやって答え合わせをし、間違えたところを暗記するのにはちょうどよかったです。会社の会議室はなかなか快適で、集中できてよかったです。

ちなみに隙間時間とセットで私が重視していたのが、“気合”です。というのも、私が資格試験を受けるときの鉄則が“絶対一発合格したい!”という気合です。忙しい人は特に不合格だったらまた受けようとか、どうせだめだろうという発想で試験は受けないほうがいいと思います。気持ちは関係ないだろうと思われるかもしれませんが、合格するつもりで勉強している人と、どうせだめだろうと思って勉強している人を想像してみてください。私は、合格するつもりで勉強している人のほうが受かる可能性が高いように思います。でも、気合だけでは絶対にダメですよ!
2011-11-02 (水) | 編集 |
最近読み終えた英語の本が、HajinのWaitingです。

Hajinはアメリカ在住の中国人で、Waitingという小説の舞台も中国なのですが、英語で書かれた小説です。英語はとてもわかりやすいです。

Waiting: A Novel (Vintage International)Waiting: A Novel (Vintage International)
(2000/09/19)
Ha Jin

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あらすじ
職場の若い看護婦Manna Wuと恋人関係になった医師 Lin Kongは、故郷の農村にShuyuという妻がいます。妻の同意が無い場合は、18年間別居しない限り離婚ができない、ということで18年間ただひたすら待ちます。(一応毎年帰省した時に、Shuyuに離婚を申し出るのですが、毎回失敗してしまいます)やっとのことで、18年が経ち、離婚が成立します。Mannaと再婚し、双子の息子が生まれますが、Lin Kongは全く幸福感が感じられません。むしろ今の彼には、別れた妻のShuyuとの穏やかな生活のほうに惹かれてしまうのです。

文革時代の中国の話ですが、テーマ自体はわりとuniversalなものだと思います。待ち焦がれていた人(もの)が自分のものとなった瞬間感じる違和感。そして18年とはいわなくとも、待っていた時間が長ければ長いほど、それは失望や自分の中の感情の変化を生んでいくこともあります。そして、夫に愛されなくとも、自分の役割を全うして、その時その時を丁寧に生きるShuyuのような人間は、充たされているのです。

その後3人はどうなるのか?Lin Kongはいつか幸せになれるのか?読者の想像をかきたてるエンディングです。
2011-11-02 (水) | 編集 |
新卒で採用された会社では、翻訳(99%和文英訳)がメインの仕事でした。翻訳者は全て日本人で、同じように採用された若い翻訳者(全て女性)が数人、中途採用の社員(全て女性)が数人、管理職の男性が2人、そしてチェックをするネイティブ(英、米、カナダ人)が3人という職場でした。

正直な話、そのころは翻訳があまり楽しくありませんでした。今思えば、ネイティブに毎回チェックしてもらって、お給料をもらって勉強ができて、本当に恵まれていた環境だったのですが、若いときはそれに気がつかず、もったいないことをしました。

私は英語の翻訳スクールに通った経験はありません。幸い会社の方針で、社内翻訳者を自社で育てるということだったので、採用されました。また、訳しているものも一般向けのものでは無かったので、翻訳以外の勉強もかなりしました。翻訳以外の部分は、他部署の同期と一緒に研修を受けていたのですが、いつも一番ビリで辛かったです。人生の中で、あんなにビリだったことは、後にも先にもあれっきりでした。でも、一緒に資格試験も受けさせてもらったし、語学以外の分野での達成感もあったのはよかったです。こう書くと本当に本当に恵まれていました。3年で辞めてしまってもったいなかったかもしれませんね。でも、辞めたことは後悔していないので、正しい決断だったと思います。

今働いている会社は、最初の会社を退職後、半年の台湾留学を経て、再就職をした会社です。もうかれこれ勤務年数が10年になります。部署も3回変わり、色々な業務を経験しましたが、どの部署でも翻訳の仕事を頼まれることがありました。新聞記事、社内資料、上司のスピーチ原稿、議事録、契約書など、多岐に渡っていて面白いです。

私が自分でラッキーだったなと思うのは、最初の会社では和文英訳がメインの仕事だったため、英訳にあまり抵抗が無く、むしろ和訳より英訳が好きだったことです。和文英訳はやりたがらない人が多いので、仕事を頼まれるチャンスが多いと感じます。元々和文英訳のほうが社内で需要が多いです。

現在、中国語の翻訳も勉強しています。これは、また別の機会に書きます。
2011-11-02 (水) | 編集 |
最近読んだ本で、印象的だった一冊が杨绛 「我们仨」です。

学者夫婦とその娘(やはり学者)の3人家族の、イギリス、フランス、中国での暮らしが、妻であり母である筆者の目から淡々と描かれています。1935年にオックスフォードに夫婦で留学、その後パリに移り女の子が生まれます。戦争の影響で1938年に中国に帰国。日中戦争、国共内戦、新中国成立、文化大革命と激動の時代を三人で支えあって生きていく様子が書かれています。

大変な時代が長く続いたのに、中国人としての誇りを持ち続け、海外の仕事も断り、中国に残った3人は、文章からも人柄や品の良さが感じられます。また、3人とも語学が堪能です。夫は英語とフランス語、妻はそれに加えてスペイン語、娘は英語とロシア語!また、夫婦は無錫出身で、二人の間は無錫話だったそうです。でも、女性二人は家事がちょっと苦手とか、枇杷を食べさせてもらえなくて娘が泣いてしまうところとか、微笑ましい場面もたくさんあるので、堅苦しくなく読みやすかったです。

娘と夫を相次いで病気で亡くしても、人生に絶望することなく、3人の思い出を本にして、静かに生きる筆者の姿には、人間はどう生きるべきかを考えさせられるものがあります。次に中国語の本を買うときは、絶対钱钟书(夫)が書いた「围城」を買います!20世紀を代表する中国語小説のひとつだそうです。つくづくすごい一家ですね。

ところでこの本が気になった理由の一つが、我们仨という題名です。我们俩というのは、習ったことがあったのですが、仨もあったんですね。。。たった3文字でも中国語だと、多くの意味を表すことができます。私にとっては、こういうところが、中国語の魅力のひとつです。
2011-11-01 (火) | 編集 |
中国語の原書は、3年ほど前から本格的に読み始めました。中検準1級やHSKの高等試験に向けて勉強をしていたときに、どうしても対策テキストや教科書だけの勉強では味気なく物足りなく感じていたときに、原書を読むことを思いつきました。留学中や留学直後に原書の読書にトライしたこともあったのですが、そのときはほとんど読む気にならなかったのです。不思議なもので、それから7年以上経った時に、読み始めたらもう止まらないという状態でした。

現在読んでいるのは三毛の「雨季不再来」です。三毛の本は中国語学習者の間でも人気ですね。実は10年以上前に台湾の古本屋で買って持っていたのですが、そのときは難しくて読めなかった記憶があり、気づいたら引っ越しのときにどこかにいってしまった(捨てた?)ので、最近になって再度買いなおした本です。

この本は三毛が自身の少女時代、学生時代のことを書いた短編エッセイ集です。繊細、内向的で感受性の強い三毛にとって、10代は生きづらい時代だったようです。居場所のないような感じは、誰もが10代のころ感じることがあると思いますが、三毛の場合は家族で大陸から台湾に移ってきたという経緯もあり、それがより一層強いようにも感じます。

まだ読んでいる途中ですが、三毛のご近所には白先勇の一家が住んでいたとか、彼女の作品を世に出したのは、まさに白先勇だったと知り、ちょっと鳥肌が立ちました。白先勇については、また書きたいと思いますが、私が中国語を続けられる理由のひとつとなった作家です。
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